SSブログ

ジンギスカンの2大流派 [雑文]

昨日に引き続きジンギスカンの話題を。
今日は北海道のジンギスカンの2大流派について語ります。
2大流派なんて書くと大層な感じがしますが、昨日と同じく雑な話です(笑)

ジンギスカンには大きく分けると2つの種類に分類されます。
一つは、生の肉を焼いてタレに付けながら食べる「生ジンギスカン」。
もう一つは、肉をタレに漬け込み下味をつけたのを焼いて食べる「味付けジンギスカン」です。
北海道は広いので、その地域ごとにどちらが主流かが分かれます。
例えば私の住んでいる札幌は圧倒的に「生派」が多く、空知地方や十勝地方などは「味付け派」が主流を占めています。

「生ジンギスカン」の方は、生とは言っても本当の「生肉」が出てきたのはここ10年くらいの事で、それ以前は肉を円い筒状にしてから「冷凍」して、それを薄くスライスしたものが「ジンギスカンの肉」でした。私の近辺では「プレス肉」と呼んでました。
press-meat2.jpg
最近はジンギスカンブームでお洒落なお店が増えてきて、「プレス肉」を食べた事がないという世代も出てきたようです。確かに「生肉」は美味しいんですが、時々無性に「プレス肉」をガッツリ食べたくなるんです。
「生派」で忘れてはならないのが「タレ」です。
各お店で自慢のタレがあるのですが、家庭で食べる時のシェア90%を占めるのが(正確な数字じゃないですよ・笑)「ベル食品」と言う会社の「成吉思汗たれ」です。
Bell-sauce.jpg
とにかく昔からどこの家に行ってもこのタレが出てきます。
慣れというのは恐ろしい物で、このタレじゃなきゃイマイチ食べた気がしないのです。
私だけじゃ無いですよ。友人達に聞いてもやはりそう言っておりました。私の兄は20数年前、東京の大学に行ってた時に「成吉思汗たれを送ってくれ」と言ってきました。肉は手に入ったけど、あのタレは東京では売ってない、だから「空輸」しろと。
それほど深く根付いているタレなんです。

「味付けジンギスカン」は各地方それぞれ名物店や自慢の漬け込みダレがあって、どこも我が町の味が一番だと言い張ります(笑)
じゃあ「生派」の人間が「味付け」を食べないかというと、そんな事は無いんです。
ほぼ全道で「味付けジンギスカン」が食べられるようになった功労者(?)が、滝川市に本社がある「松尾ジンギスカン」です。
とにかくあらゆる町にこの「松尾ジンギスカン」のフランチャイズ店がありました。
私の住んでいた家の近くにも2件あり、こんな近所に作らんでも...と思った記憶があります。当時この店に入った時はメニューなんか見ませんでした。何人前か、を注文すれば良かったからです。
ちょっぴり甘みが入った漬け込みダレが美味しく、焦げる寸前でジュウジュウいっている状態の肉をご飯に乗せて食べるのは至福の時でした(笑)今なら確実にビールだな。
なぜかフランチャイズの方針が変わったのか、だんだんお店がなくなり、今は直営店があるくらいで寂しいんですよ。そんな時にスーパーで買ってくるのがこれ↓
matsuo-meat.jpg
ホットプレートでやるとタレの逃げ場がなくて焼くと言うより煮るといった感じになるのが残念なんですが、美味しいですよ。

さて、ダラダラと思いつくまま書いてきましたが、ちょっと食べたくなってきませんか?
北海道の人はそれぞれの「派閥」のジンギスカンを夕食にでも。道外の方は興味をもたれた方を是非食べに来て下さい。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログへ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:動画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。